おはようございます、
中小飲食店専門コンサルタント 中小企業診断士 (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。
◆群馬県前橋市で、「食品衛生管理技術研修」を受講してきました
飲食店専門コンサルタントとして、「衛生管理」の知識を補充するために、群馬県立産業技術センターで行われた「食品衛生管理技術研修」を受講してきました。
第1日(6/15)に「サンプルの培地への撒布」を行い、第2日(6/17)では「結果の判定」を行います。
写真のように、シャーレを裏返して、点々と検出された菌を数えていきます・・・。
◆他の受講生たちは「品質管理」の方々ですので、慣れてらっしゃいます・・。「マイ・マジック」を持参の方も多数いらっしゃいました。
話には聞いていましたが、こうやって手作業で数えていくんです。その際に、二重計上しないように、マジックでチェックしながら数えていくんです。理系の世界なのに、とってもアナログ的・・・。
そして、計算の仕方と表記の仕方は、下記の通り
- 計算の仕方
- 希釈率の算出:サンプルの重量(g)+添加した無菌水(ml) ÷ サンプルの重量
- 生菌数の算出:コロニー数 ÷ 塗抹した希釈液 × 希釈率
- 今回の場合:希釈率=10.07g+91.39g ÷ 10.07g =10.08(倍)
生菌数=7個 ÷ 0.1ml × 10.08個 = 700.56個/g
- 表記の仕方
- 700.56個/g → 7.1 × 10の2乗個/g
- 大事なは「10の○乗」の部分、食品によって判断は異なりますが、3乗までがギリギリセーフ(?)
◆こちらが、大腸菌"群"の培地の判定です
写真左が「持ち込みサンプル」です。
良かった良かった・・、「陰性」ですね。
写真右が「同一サンプル」です。
当然、検出されるように菌を撒いていますので、「陽性」になっています。
素人ながらに、先生のご指示の通り実習していたら、何とか上手くいったようです。
中小飲食店の専門コンサルティング会社 (有)三峰プロジェクト
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