おはようございます、
中小飲食店専門コンサルタント 中小企業診断士 (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。
◆(有)ムラオカ様の経営革新計画に関わるヒアリングから・・・
群馬県太田市(旧新田町)の(有)ムラオカ様の経営革新計画に関わるヒアリングから、養鶏業界の面白いお話をお聞きしました。
昨日のブログから引き続き、「食の安心・安全」のための基本知識を投稿しておきます。
◆「強制換羽(きょうせいかんう)」をさせると、数ヶ月、採卵期間を延ばすことが出来るらしいです・・・
強制換羽とは、読んで字のごとく、「強制的に羽を生え換わらせること」です。
これによってリフレッシュしたお婆さん鶏は、また元気に卵を産み始め、20ヶ月ぐらいまで(通常では15ヶ月程度)採卵することが出来るようになります。
ちなみに、強制換羽させるためには、「5~10日間、餌をあげない、水を上げない」などの方法で鶏を追い詰めるそうです。中には、耐えられずに死んでしまうお婆さん鶏も・・・、厳しい話です。
◆その他の鶏卵生産に関わる雑多な情報・・・
また、店頭で食用に売られている卵は「無精卵」でヒヨコになりません。
付加価値卵として「有精卵」をウリにしている商品は、養鶏場で♂・♀を一緒に飼育し、交尾をさせることで有精卵を産ませています。
その際の理想的な男女比は、♂1羽に対して、♀10~15羽(7~8羽という農場もあります)だそうです。(ウラヤマシイ)
さらに、牛(肉用牛、乳牛)と同じで、目的によって品種改良がされています。
- 採卵を目的とした「卵用鶏(レイヤー)」:白色レグホーン種(白玉)やロードアイランドレッド(赤玉)
- 鶏肉を目的とした「肉用鶏(ブロイラー)」:白色コーニッシュ種と白色プリマスロック種を使用した交雑種
というのが代表的な品種です。
どの業界でも、一般にはあまり知られていない、面白い話がありますねぇ・・・。
コンサルタントとして、しかも、食の専門コンサルタントとして、まだまだ勉強しないといけませんね。
中小飲食店の専門コンサルティング会社 (有)三峰プロジェクト
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