おはようございます、
中小飲食店専門コンサルタント 中小企業診断士 (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。
◆群馬県安中市の「下仁田ミート」様の店舗をご紹介させて頂きます
農商工連携に向けた意見交換の後は、下仁田ミート様の店内をご案内頂きます。下仁田ミート様は、「生産直売」の拠点となる店舗を3店舗持ってらっしゃいます。
(製造直売ではなく、生産直売です。生産者の"強み"がこの言葉一つに凝縮されます)
今回は、安中店にてお打ち合わせと、店内案内をお願いしました。
◆店内は、通常のお肉屋さんと同様の、牛肉・豚肉・鶏肉、加工品に、お惣菜と幅広い品揃えです
前日までのブログでお書きした通り、下仁田ミート様の看板商品は、
- 一貫生産された履歴管理の行き届いた「安心・安全な"下仁田ポーク"」
です。
これは、下仁田ミート様の会社としてのコンセプト。
店舗のコンセプトは、また別にあります。
つまり・・・、
「コンセプトの三要素」を久しぶりにご提示すれば、この通り・・・。
◆会社のコンセプトと、店舗のコンセプトは、同じである必要はないんです。整合性はないといけませんが・・・。
食のコンサルタントとして、(今回は、飲食店コンサルタントではなく、もう少し幅広く"食のコンサルタント")下仁田ミート様の会社と店舗のコンセプトを分析すると、下記の通りとなります。
〔会社のコンセプト〕
- 誰に:食の安心・安全にこだわる業者、地産地消にこだわる業者
- 何を:一貫生産された自社飼育の「下仁田ポーク」
- どのように:2つの牧場を直営(吾妻牧場、安中牧場)
〔店舗のコンセプト〕
- 誰に:地域の住民を中心とした一般消費者(一部に、食のこだわりのある方も)
- 何を:昔ながらのお肉屋さんの品揃え
比較的幅広い品揃えでありながら、単品レベルでは、地域食材へのこだわりも - どのように:幹線沿い(国道18号)の実店舗にて対面販売
上原社長、いかがでしょうか?
もしよろしければコメント下さいね。
◆そんなことで、店舗では惣菜(揚げ物)も売っています
とは言え、会社のコンセプトをもう少し店舗でも訴求するといいかもしれませんね・・。
(コンセプトの整合性)
どうしても店舗に品揃えを任せきりにしてしまうと、
- コンセプト ⇒ 短期的な売上実績
となってしまいがちです。
- 長期的な売上 = ブランディング
を目指すなら、店舗レベルでも「コンセプト」を再確認して、そこから小売マーケティング・ミックスへと展開する・・・、
- 品揃え
- 立地・店舗
- 販売促進
- 接客サービス
と"コンセプト"と整合性のある"戦術"に落としこまなければなりません・・・。
失礼なことも申し上げましたが、今後がますます楽しみな事業所様であることは確かです・・・!
今後の展開も、オープンに出来ることはこのブログでご報告させて頂きます。
中小飲食店の専門コンサルティング会社 (有)三峰プロジェクト
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