おはようございます、
中小飲食店専門コンサルタント 中小企業診断士 (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。
◆群馬県太田市(旧新田町)の「(有)ムラオカ」様の、経営計画の承認申請のお手伝いをさせて頂きます
群馬県太田市、と言っても「旧新田町」で、鶏卵と卵の卸・小売販売をされている「(有)ムラオカ」様の経営革新計画の承認申請のお手伝いをさせて頂きます。
いつでもそうですが、事業所さんのヒアリングは面白い・・・。
経営革新計画の作成のためにヒアリングをさせて頂いたんですが、養鶏業も実に面白いお話をお聞き出来ました。
◆上の写真が「A級卵」で、下の写真が「B級卵」です
我々が食品スーパーなどで買っているのが「A級品」です。
1枚目の写真を見て頂ければお分かりの通り、まぁ、キレイに球が揃っています。売れ筋は、いわゆる「M」や「MS」サイズなんだそうです。
しかし、消費者向けの流通には乗らない「B級品」というのも出てきてしまいます。
2枚目の写真のように、
- ひび割れ
- 表面のザラつき
- 赤玉の色が薄い
これらは、消費者向け(特にスーパー向け)の規格には合致しないため、生産者さんにとっては、いわゆる「ロス」となってしまいます。
◆いえいえ、捨てませんよ。業務用のルートに乗せるんです
「B級品」も廃棄される訳ではなく、通常は、
- 殻を割って
↓ - 冷凍玉子(略して「凍卵」)として業務ルートへ
という処理の仕方をされる訳です。
分かりやすい例としては、ケーキ屋さんなどの町場の事業所から、大手ではマヨネーズの製造メーカーさんまで・・・。
ただし、やはりロス対策の域を出ていない訳で、卸値は、
- A級品の1/3程度
の捨て値になってしまうらしいのです。
◆この「凍卵」に付加価値をつけるために、加工品を開発し、「鶏卵業者の朝採り卵の”ダシ巻き卵”」として販売します
今回の経営革新計画では、この「B級品」を使って加工品を開発する、いわゆる、
- 生産者の川下戦略
のお手伝いをさせて頂くことになります。
明日のブログで、もう少しご説明しましょう。
中小飲食店の専門コンサルティング会社 (有)三峰プロジェクト
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