おはようございます、
中小飲食店専門コンサルタント 中小企業診断士 (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。
◆引き続いて、「群馬県同和食肉協同組合」様の小櫻理事長様のご発表です
2010年2月10日認定
「群馬の豚肉の各部位を利用した業務用の串焼き用肉や豚骨スープ等の付加価値商品開発と販売」
です。
概要は以下の通り。
◆小櫻理事長様は、お話に慣れてらっしゃるご様子
肩書からしても、人前でお話しされるのは慣れてらっしゃるのでしょう。
上記の写真も、まるで「こちらを見て話されているよう・・・」。
聴講者を見回しながら、事業説明をして頂きました。
昨日のブログの「有限会社ホウトク様 & くわの実ファーム様」が若い起業者であるのに対して((有)ホウトク様は社歴は長いですが、事業承継されてから間がないという意味で)、小櫻社長は業界が長く、同業界の積年の課題を解決するような事業計画を作って認定されたようです。
◆廃棄端材の商品化と、仕込み代行商品の開発・・・
同社の提供するベネフィットは、
- 廃棄端材の商品化:現状では、原料加工の段階でロス(廃棄端材)として扱われる部位を、追加工することで商品とする。①内臓部位などは、昨今では人気があり、業務店としては「人気メニュー」を簡易に導入できる、②歩留まりが上がることで、他の人気部位の評価を下げることができ、結果として出荷単価のコストダウンが可能となる、③廃棄削減という社会的・環境的貢献ができる
- 仕込み代行商品:主として、業務ルートの顧客に対して、「人件費削減・品質の安定化」を提供する
まさに、僕(鈴木秀樹)が「シェフマル」でお手伝いさせて頂いていた商品ですね。
同社は、現状でも販路を広く持ってらっしゃるので、開発商品の販売先にはめどが立っているのでしょう・・・。
課題としては、その販売先が、
- 廃棄端材の商品化:肉としては、筋っぽい固い・・、などの問題点を店舗調理で解決できるのか?
- 仕込み代行:代行部分のコストアップ、つまり「原材料(歩留まり含む)+加工コスト」を納得し、受け入れられるか?
ということでしょう。
「仕込み代行」に関しては、「シェフマル」では、十分に顧客に訴求できなかったと思っています。
認定事業と言うことで、この辺りの情報も上手に提供されることで、事業が成功されることを期待しております。
「仕込み代行=原材料費(歩留まり)+加工コスト」
を顧客に理解させることである
中小飲食店の専門コンサルティング会社 (有)三峰プロジェクト
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