おはようございます、
中小飲食店の専門コンサルタント 中小企業診断士 (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。
◆利根郡川場村から一気に東南へ・・、午後は太田市新田のお弁当屋さんの創業支援です
午前の利根郡川場村の「ミート工房かわば」さんから、一気に東南へ駆け下りて、午後は太田市新田商工会様のご依頼で、「かぁちゃん弁当」様の創業支援です。
当社は、9月17日の同じく太田市新田商工会様からのご依頼の「農商工連携連携セミナーにご参加いただき、活発にご質問いただいた事業所さんです。その後、商工会の松嶋さんから当社の創業のお話をお聞きし、「お手伝いできそうなことがあれば、是非・・」とお話していたところ、エキスパートのご依頼があった・・、ということでした。
◆大通り(国道354号線)沿いとはいえ、ちょっと引っこんでいて視認性は低いのですが・・・
主要メンバーは、3人でやっています。それぞれ、個性があって楽しいオバちゃん達(ゴメンナサイ、親しみを込めて)です。店頭を見て頂ければ分かる通りの「こだわり」のお弁当を手作りで頑張ってらっしゃいます。
また、ヒアリングで「不思議なご縁」を感じました・・・。当社の開業が「9月28日」・・、この日は「我が2人目の子供」の誕生と同日。ご支援にも、力が入ります。
まずは、3人の自己紹介などをして頂き、アイスブレークを済ませてから、具体的に切り込んでいきます。とは言え、当日は、17時に「60個」の大口注文があり時間的制約のある中での、駆け足のご指導となりました・・・。
◆創業と言うことで、やはり「事業コンセプト」の明確化・・、から始めます
僕のブログをご覧の皆さんには、お馴染みとなってきました「三角形の図」を使って、「コンセプトの明確化」を図ります。幸い、農商工連携セミナーでも「商品コンセプトの三本柱」という内容でご説明済みですので、同セミナーにご参加頂いた当社では、余計な説明もなく、具体的な落とし込みを試みました。
しかし、上手くいかない・・・。最近では、分かりやすいところからと言うことで、「何を(商品、具体的な解決策)」という要素から入っていくと比較的スムーズに進むハズなのですが、当社の場合は上手くいかない・・・。
当社で上げて頂いたのが、
- 一人暮らしの地域のご高齢の方々に、食事を届けたい
- 食を通して、皆さんの健康に貢献したい
などなど・・・。これらは、創業塾などで重視するべきところである「創業の熱い想い」に当たるものですね。これらが、3人のご意見として出てきたのです。
◆「創業時の熱い想い」は、実際に事業を始めた場合は「経営理念、ビジョン」に相当してきます・・・
コンセプトの落とし込みが上手くいかなかったのは、先程、上げて頂いた内容が「コンセプトレベル」ではなくて、実は「コンセプトの上位概念」である、「ビジョンや経営理念」に属することだったからなのです。
ですので、「上手くいかなかった」という表現は適切ではなかったかもしれません・・。なぜなら、「経営理念やビジョン」は「企業経営上の最上位概念」であり、これを明確にしておくことは非常に大事なことだからです。当社は、そう言った意味では非常に優勝であり、また、このタイミングで僕のようなコンサルタントと話すことで「ビジョンの明確化」が出来たことは、将来に渡って大きな財産になると思っています(手前味噌ながら・・・)。
なぜなら、創業から時間の経った企業さんで「ビジョン作り」のお手伝いをさせて頂く時に、僕がよく使う質問が
「創業当初の熱い想いを思い出して下さい。
社長は、本当は何がやりたかったんでしょうか?」
というものだからです・・。
ですから、先程、列挙させて頂いたような内容は、まさに「ビジョン」として、当社がずっと大事にしていくべきものとなる筈なのです。それを、創業間もないところで、プロの力を借りて整理して「明文化」しておくことが出来れば、将来に渡って”ブレずに”経営していけるハズだからです。
中小飲食店の専門コンサルティング会社 (有)三峰プロジェクト
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