おはようございます、
中小飲食店の専門コンサルタント (有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。
◆店舗コンセプトは、3軸で決まる!これが理解できば、繁盛店づくりは、簡単簡単・・・
伊勢崎のつけ麺専門店「麺や 大蔵」様に、2度目のコンサルティングに行ってきました・・。
僕の管理ミスとも言えるのですが、メニューのリニューアルがまだ進行中・・。新メニューが導入できていなかったのです・・・。
え~、もう2か月近くなるよ~~、ってぐらいの驚きと、自省の念・・。
その間、店舗売り上げは思わしくなく、店舗サイドから弱気の声も聞こえてきました。
- 「先生、つけ麺じゃダメなんじゃないでしょか・・・。
家族連れが、食べさせるものがないって言うんです・・・」 - 「先生、年配の方は、塩ラーメンとかサッパリしたものの方がいいんじゃないでしょうか・・・」
夏場に、ご相談に乗った時に、イの一番にお話しさせて頂きました。
店舗コンセプトを決めましょう!
そのためには、このような3つの要素を決める必要があります。
- 誰に:いわゆるターゲットです。誰と商売をするのですか?
- 何を:商品です。当店の販売商品はこれです!
- どのように:強み・・、当店はこれがあるから、他のどのお店にも負けません。
◆このままだと、表面的な定義になってしまいます・・。本質的な意味合いとしては・・・
僕が、現場指導に入る時は、先ほどの図のような定義ではなくて、もう一歩踏み込んで本質的な要因分析ができるように、このように読み変えてもらいます。
- 誰に ⇒ どのようなニーズに
- 何を ⇒ 具体的な解決策
- どのように ⇒ 差別化した独自の強み
「誰に」と言っても、
- 「子供」とか、
- 業界かぶれの人のように「F1層(25~35歳女性)」
なんて表面的な定義じゃだめなんです。
もっと、ターゲットのプロファイルに入り込んで・・・、生活にまで入り込んで・・・、ライフスタイルに働きかけなくちゃ・・・。
そんなことで、「誰に ⇒ どのようなニーズに」と読み変えてもらいます
「麺や 大蔵」様であれば、どんなニーズでしょう・・・?
- ラーメン好きで、毎週ラーメンは欠かさない。大蔵さんは、東京の大勝軒系と言うのを聞いたから、一度来てみたかった
- 週末にわざわざ、伊勢崎のベイシアまでまとめ買いに来た。お腹が空いたので、ちょうど目に入ったこのお店に入った
- ガッツリ系男子。朝飯喰わないので、昼飯は「大盛り」は当たり前。セットにして腹一杯食べます
- アラサーの女性陣。最近やっと一人で、外食ランチを食べられるようになってきた。とは言え、最近の「醤油とんこつラーメン」は、コッテリし過ぎていて、太りそう
ご来店されるのは、こんなお客様たちであり、オープンから1周年の最近まで「1,2」が中心になっていたのだと思います。
でも、これから「ターゲット」にするのは「3,4」です。
中小飲食店の専門コンサルティング会社 (有)三峰プロジェクト
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