おはようございます、中小飲食店の専門コンサルタント(有)三峰プロジェクト 鈴木秀樹です。
前橋商工会議所で、「中央会」さんの主催のセミナーがありました。
基調講演に「日本でいちばん大切にしたい会社」の坂本先生をお迎えしました。
素晴らしかったです・・・、
初めて見ました、経営セミナーで「涙を拭っている聴衆」がいました・・・、
不覚にも、僕も目尻に光るものを禁じえず・・・・。
坂本先生の論旨は明快、
会社にとって大事なことは「5人を幸せにすること」
①社員とその家族
②下請企業の社員とその家族
③現在顧客と未来顧客
④地域住民、地域社会
⑤株主・関係機関
自分の組織に感動していない社員が、他人が感動する製品を作れますか?
有効供給(売れる商品づくり)が出来ていれば、不況なんて関係ない・・・、
などなど、当たり前のことを話されているのですが、既存製品、既存業界、既存取引先に安住している我々には、手厳しいお話でした・・・。
皆の涙を誘ったのは、「日本理化学工業」のくだりでした・・・。
こちらは、障害者雇用「36/50人」が、実に7割を超えるのです。しかも重度の障害の方ばかり・・。
しかし、健常者の14人は、
「我々が頑張ることで、障害のある方にも職場を提供できる、地域貢献・社会貢献をしている・・」
という満足感で輝いた顔をしているとのことです・・。
さらに、先生の手元には先生の著書を読んだ読者からこんな手紙が・・、
「先生、安心して下さい・・・・、我々のグループ会社全社に、文房具はできるだけこの会社のものを使うように通達を出しました・・・・」
なるほどなるほど・・・、「大切したい会社」はこうやって大切にすればいいんですね・・。
坂本先生の著書も、書くことで大切にしているんですね・・・、脱帽です!
こんな仕事がしたいですね。
今日の聴衆の会社でも、上記の手紙のような会社が出て来るハズです。
そんな仕事の仕方があるんですね。
また、ひとつ驚くとともに、納得することが・・・、
「上場企業でいちばん障害者雇用率の高い会社は?」
との問いです。
皆さんはどう思われますか?
答えは、
「ファーストリテイリング」
とのことです。
ふ~ん、いろいろ言われているけれども、伸びる会社には「企業文化」がシッカリとあるんですね。
にわかに影響を受けるわけではないですが、弊社でも、いや、僕自身も、社会に貢献できる仕事を出来るように研鑽しないといけませんね。また、モチベーションが喚起されました。
鈴木
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